8月、夏も真っ盛りのこの時期は花も暑さにバテていて、園芸店に行ってもなかなか元気な鉢が買えません。何か買おうと思って園芸店に行っても結局手ぶらで帰ってくる事も多い季節です。そんな中、元気に咲いている花を見つけたのがこのビデンス。淡い黄色に白の淵の小さめの花びらで涼しげでコスモスを一回り小さくしたような感じの花です。株も元気そうなのでさっそくお買い上げ。
目次
ビデンス 栽培記録
2015年8月23日 購入時
ご近所の園芸店をまわっても、夏の暑さにばててよれよれの花ばかりだったのでちょっと遠出をしてオザキフラワーパークへ。ここは売り場の広いし種類も豊富でついつい買いすぎてしまいます。この日もこのエビデンスの他にエナキセア、パキスタス、キバナコスモス、センニチコウなどなど元気な花達がたくさんあって衝動買いを!
この花はビデンスのイエローキューピットとうい品種のようです。
花も蕾もたくさんついています
2015年9月5日 植え替え
購入してから1週間目。環境にも少し慣れたでしょうからビデンスの植え替えをしてみることにしました。
鉢のサイズはこれぐらいかな
鉢に底要石を敷いて
ビデンスを元の鉢から抜いて
白い元気な根がびっしりとつまっています。オザキフラワーパークの鉢はいつもすばらしい。
肩の部分の土を少しくずして新しい鉢に収めます。
鉢の隙間に土(培養土)を入れて
軽くトントンして
水をたっぷりとかけておしまい
2016年9月12日 植え替え1週間後
植え替えして1週間。萎れた様子がないので植え替え成功でしょうか。失敗した場合はこの頃に萎れてくるので、ここまで持てばたぶん大丈夫でしょう。
2015年9月27日 だいぶ背が伸びて
この頃になるとだいぶ背が伸びてきました。夏の暑さに負けず、次々と新しい花をつけています。咲き終わった花は花茎の根元のところからカットしています。
2015年10月3日 ビデンスの根元にも花が
根元からも新しい茎が出てきて花が咲いてきました。購入したのが8月の終わりごろですから、ビデンスは花期がとても長いです。
根元に近寄ってみるとこんな感じ
2015年10月31日 まだまだ元気なビデンス
10月も終わりになり、だいぶ花姿も乱れてはきましたがまだまだ元気に咲き続けているビデンス。なんと花期の長いことよ。お得感いっぱいです。
2015年11月8日 枯れてきた所はカット
11月に入り、枯れたとことがめだってきたビデンス。だけどまだまだ咲き続けています。枯れたところが目立ってきたので枯れた部分をハサミでカット。
カット後の様子。すっきりしました。
2016年1月1日 あけましておめでとう
8月の末に購入してから新年までずーと咲き続けているビデンス。すごいですね。こんな長く持つとは思ってもいませんでした。
2016年2月7日 さすがに枯れてきた
2月に入り、さすがのビデンスも枯れてきました。ここまで咲き続けたのがすごいというべきでしょう。
元気な茎2本を残して他はカット
2016年3月21日 ビデンス復活
2月中ごろには完全に枯れて、根元5cmぐらいのとことからカットしたビデンスが暖かくなり始めた3月末になって葉が出始めてきました。復活の予感。
2016年4月23日 花の蕾がついたビデンス
春らしいぽかぽか陽気が続くこのごろ。とうとうビデンスに花の蕾がつきました。去年は8月の末から2月まで咲き続けたビデンス。こんなに早くに蕾をつけるとはびっくり。
2016年4月30日 一番花
4月もおわりかけの30日。とうとうビデンスの1番花が咲きました。これから、去年と同じようにながーい期間咲き続けるのでしょうか。そうだとしたた、ほぼ1年中花が楽しめることに。すごい花です。栄養補給に肥料を施しました。
ビデンスの育て方
■花名:ビデンス(ウインターコスモス)
■品種:イエローキューピット
■科目:キク科
■属性:センダングサ属
■原産地:メキシコ
■開花時期:5~1月
■植え込み時期:4~5月
■植え替え:3月上旬から下旬。多年草は毎年植え替え。
■一年草/多年草:多年草(1年草の種類もあり)
■花サイズ:3cmほど
■場所:日当たりの良い場所
■水やり:土の表面が乾いたらたっぷりと
■土・肥料:水はけの良い土。リン酸分の多い緩効性の化成肥料。肥料を与えすぎると花つきが悪くなるので注意。
■増やし方:株分け、挿し芽、種まき
■花柄摘み:咲き終わった花はこまめに摘み取る
■切り戻し:9~10月頃きり戻し
■育てた感想:とても花期がながい花です。2月に枯れた後も4月末には花が咲いてほぼ1年中花が楽しめるすばらしい花です。
ビデンス 花言葉
淡い恋、調和、真心
ビデンス 誕生花
10月16日
ビデンス 豆知識
ビデンスは、世界中に分布するキク科植物です。日本に自生する一年草のセンダングサもビデンスの仲間になります。
日本国内に流通するビデンスは、フェルリフォリア種とラヴェリス種があり、ウインターコスモスと呼ばれている種類は、後者のラヴィリス種になります。ラヴィリス種は、北アメリカのフロリダやテキサスなどに自生し、秋から冬に黄色や白色の可愛らしい花を咲かせます。花の形状がコスモスに似ていたことから、秋冬咲きのこの花を、ウインターコスモスと呼ぶようになりました。
ビデンスはラテン語で「2つの歯」の意味があり、タネについている2つのトゲを意味しているようです。
出展 http://www.sc-engei.co.jp/plant/flower/cultivate/243.html
ウインターコスモスが鑑賞できる公園
汐入公園
サービスセンターとテニスコートの間にある花壇に咲いている