なんとも不思議な花の形に魅せられて購入したオダマキ。紫に白の縁取りの花びらに黄色の雌しべのコントラスト。咲いている姿も素敵だが咲く一歩手前の形がいい。宇宙船のような形をしていて、そのまま空へ飛び立って行きそう。修正なしでSFの映画に出演できそうな未来的な姿に感激。
オダマキ(苧環)の成長記録
2014年3月30日 購入時
どんな理由があってこんな姿に進化したのでしょう。摩訶不思議なオダマキ。
黄色の雌しべ、紫に白い縁取りの花弁、その外側に広がる紫のガク?なんとも絶妙。
2014年4月12日 2週間後
購入してから約2週間後のオダマキの姿。今にも空へ飛び立っていきそうな感じがする。
2014年4月19日 一旦花が咲き終わりのオダマキ
最初に咲いていた花が散って、先端には種の房みたいのが残っています。下の方には蕾があり次の出番待ちをしています。
2014年5月3日 再び咲き始めたオダマキ
5月に入り、下の方にあった蕾の花が咲き始めました。最初に咲いていた花の後には実らしきものが出来て序所に膨らんでいます。次の花のために、切るべきか、このままにしてどんなふうになっていくのか見守るべきか・・・悩みどころです。
2014年5月10日 オダマキの実も膨らみ始めて
2014年6月1日 ほとんど葉っぱだけに
6月になるとオダマキの花が終わって葉っぱだけになってしまいました。
と思いきや根元の方をみると小さな蕾がでていまいした。蕾なんだけど花と同じような宇宙船のような形をしていてなんともかわいらしい。
2014年6月8日 もうそろそろ終わりなのかな。
葉っぱもだいぶ萎れてきたし花の咲いている時期をみると5~6月となっているからもう花は終わりなのかもしれませんね。咲き終わるのはもう少しあとかななと思っていて、種をとっていなかったのが心残り。どうせなら、種を採って来年も咲かせてみたかったなぁ。今度育てるときはぜひ、種を採って増やしてみたいです。
オダマキ(苧環)の育て方
花名:オダマキ (セイヨウオダマキ)(コランパイン)
■科目:キンポウゲ科
■属性:オダマキ属
■原産地:北米大陸、ユーラシア
■開花時期:4~6月
■一年草/多年草:多年草
■場所:日当たりのよく風通しのよい場所。暑さを嫌うので夏は風通しのよい半日陰に移動。
■水やり:春~秋は表土がかわいたら。冬は1週間~10日に1回。
■土・肥料:水はけと通気性の良い土。植え付け時に緩効性肥料、開花時は週一程度で液肥。
■植え替え:毎年もしくは1年おき。
■増やし方:種から。6月から7月に先端が開いた果実を取って、タネを集める。種まき5~6月ごろ。株分けは難度高。
オダマキ(苧環)豆知識
名の由来
蕾の姿が苧手巻に似ているところからこの呼び名がついた。
オダマキの花
花弁のようにみえるのはガクで5枚。花弁はその前にある小さいほうの5枚。
ガクの後方に蜜槽が釣針型に曲がっている。ガクと花は交互につく。
オダマキの実
受精後に花は上を向き、ガクも花弁も散り、上向きに子房が熟す。
オダマキの仲間
キンポウゲ科には綺麗な花が多い。
ボタン、クレマチス、フクジュソウ、アネモネ、有毒で有名なトリカブトもこの仲間
米国コロラド州の州花
オダマキ(苧環)花言葉
勝利の女神 勝利 勝利の誓い 負け知らず 必ず手に入れる 愚か 愚鈍
のろま 愚か者 移り気 分かれた恋人 心配
また色によっても花言葉が違うようです。
赤: 素直 心配して震える
紫: 断固として戦う 捨てられた恋人
白: たわけ
ずいぶんとオダマキは花言葉がいっぱいあるんですね。
オダマキ(苧環)誕生花
5月14日