大輪の花を咲かせるラナンキュラス。
ラナンキュラスは園芸を始めた初期に育てた花で1代目は寄せ植えの1枚しか写真が残って無かったので2代目を購入して記録を残しました。
上の写真は「ラナンキュラス 綾リッチ」という品種で2代目です。黄色に赤の情熱的な縁取りですが、咲き始めは淡い黄色にピンクがかった赤で乙女チック。
成長するに従い、赤が濃くなりその後、中心に濃紺の雄しべが出てきて、花びらもフリルに変化します。まるで幼少から成熟した女性への変化を見るような魅力的な花です。
こちらは咲き始めの頃のラナンキュラス 綾リッチ。淡い黄色に薄赤の縁取り。
ラナンキュラス 栽培記録
ラナンキュラス 1代目
2013年
こちらは1代目のラナンキュラス。
初期の育てた花なので品種も購入時期も不明。大きめの鉢にデージーなどと寄せ植えにしました。一際、ラナンキュラスの大輪が目立ちます。
ラナンキュラス 2代目
2015年1月11日
2代目のラナンキュラス。品種は綾アリッチ。購入時の様子。
五分咲きの大輪とのそのこれか咲きそうな2輪の蕾がついた鉢を購入。
バラのように幾重にも重なった花びらに薄赤の縁取りがきれい。
こちらは鉢についていたタグで「早春のジュエリー」というサブタイトルが付いています。
2015年1月17日
購入一週間後に大輪のラナンキュラスの花が開ききりました。
2015年1月25日
購入2週間後。花の縁取りの赤が徐々に濃くなってきました。
2015年2月7日
そしてこの頃になると縁が鮮やかな赤に染まるラナンキュラス。
2015年2月15日
縁だけだった赤がだんだんと中心に向かって増えていきます。そして最中心は緑がかった中に花序が覗き始めます。
近寄ってみるとこんな感じです。
2015年2月21日
根元にあった蕾も大きく花が開いています。
中心の花序も大きくなり中には雄しべ(雌しべ?)が見えます。
2015年2月28日
この頃になると葉が少し萎れてきました。花も最初の頃と比べるとだいぶ姿形が変化しているラナンキュラス。
2015年3月8日
花序に近寄ってみると。外縁から赤、黄色、緑、濃紺と変化に富んでいるラナンキュラス。
花びらは萎れてフリルがかってきました。
2015年3月14日
葉がだいぶ萎れて茶色くなってきました。一番最初に咲いた花が枯れてきたので
花茎の根元からカット
2015年3月22日
もう葉は枯れてほとんど無くなってきました。新しい蕾はどんどん付くのですが花時期がそろそろ終わりかな。
2015年3月28日
葉が枯れて花だけ残ってる状態のラナンキュラス。花びらの縁取りの赤はこの頃になると縁取りと筋に変化してきています。
2015年4月4日
2015年4月12日
最後に残っていた花も萎れ、この後完全に枯れこみました。1月から3月中頃までの長い間、楽しめたラナンキュラスでした。機会があれば違う品種も育ててみたいです。
ラナンキュラス 育て方
■花名:ラナンキュラス(ハナキンポウゲ)
■科目:キンポウゲ科
■属性:キンポウゲ(ラナンキュラス)属
■原産地:中近東~ヨーロッパ南東部
■開花時期:3~5月
■植え込み時期:10~12月。植え付け前に球根に吸水させないと植え付け後、急激に吸水して球根が腐る。
■一年草/多年草:多年草
■花サイズ:7~8cm
■場所:日当たりの良い場所。霜や凍結しなければ戸外でも越冬が可能。できれば冬は軒下などの霜や風があたらない場所へ移動。
■水やり:11月~開花時までは土がかわいたらたっぷりと。6月頃からは乾かしぎみに
■土・肥料:水はけのよい有機質の土。酸性土をきらう。元肥として緩効性肥料。3月末までは追肥も。開花時期は液肥も1~10日に一回追加。肥料切れしないようにする。
■増やし方:種蒔き(10月)、分球(5~6月)
■球根のほりあげ:花後、葉が黄色く枯れてきた6月頃に球根を掘るあげる。ほりあげた球根は土を落とし、乾燥させてから涼しいとことで保管。乾燥が十分でない腐る場合がある。
■その他:花が枯れてきたら花茎の根元から切り落とす。
ラナンキュラス 花言葉
魅力的 名声 美しい人格
ラナンキュラス 誕生花
1月20日 1月31日 3月2日